スノボーのバスツアーとは、往復のバス乗車券とスキー場のリフト券がセットになった旅行プランのことです。集まって移動するのはバスの車内のみであり、スキー場内では時間まで自由行動ですので、おひとりでも気兼ねなく利用することができます。もちろん数人のグループで申し込むことができ、バスの座席もそのグループで固まって決められます。ただ座席の指定はできず、窓側がいいとか後ろが好きだという希望は伝えられません。
グループで申し込んでいる人の席は、比較的バスの後方に決められ、おひとり様は運転手のすぐ後ろあたりになることが多いようです。4列シートのバスで運行されているため、おひとり様の隣に知らない人が座りますが、誰も来ぬまま出発したく場合は2席使えてラッキーなこともあります。スノボーバスツアーの魅力は出発のターミナルから乗り換えなくスキー場に行くことができることです。板はバスの荷台に積めば、あとは寝てようと食べてようと自由に過ごせます。
これが新幹線ではたしかに最寄り駅までは早く着くのですが、板を置いておくスペースはありませんし、駅からスキー場行きの路線バスに乗り換えるなどの手間が多いものです。さらに料金が格段に違うことです。新幹線で越後湯沢に行くとしたら1万円近くするでしょう。これがスノボーバスツアーで越後湯沢周辺のスキー場に行く場合、5~6千円にさらにリフト券が付いてくるのです。
合わせれば新幹線に比べて1万円近くも安くなったわけです。